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夕日新聞

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はめられた?甘利明TPP担当大臣の収賄疑惑の謎と薩摩興業の一色武という告発者

甘利明(あまりあきら)TPP担当大臣と公設秘書の収賄疑惑が週刊文春によってスクープされたが、ネット上では、はめられたのではないか?という声が上がっている。

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週刊文春より抜粋

 

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この疑惑が本当であれば、安倍政権を揺るがす一大スクープであるが、今回の事件には不自然な点も多く、今回はそれについて検証していきたい。

 

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マスコミも今回の疑惑の不自然さには気づいているようで、断定した言い方はせず予防線を張っている。

 

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今回、賄賂を送ったとされる建設会社Sは千葉県白井市にある薩摩興業と特定出来た。

従業員は五人、資本金一千万円の建設会社としては非常に規模の小さい零細企業。

非常に怪しい会社のようで、会社登記、不動産土地建物登記、過去の入札履歴等をマスコミ各社が調査しているようだ。

 

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告発者の一色武という男性は総務担当者とされているが、確認は取れておらず、素性は不明。マスコミの取材によると、一色氏が複数経営しているとされる会社の住所はいずれもダミーであった。

 

 

今回の事件の謎・不自然な点まとめ

・収賄は当然、贈った側も貰った側も罪を問われる。今回の暴露は告発者側も逮捕され、自らの建設会社の信用を落とし処分を受けるという全くメリットのない行動である。

考えられる可能性としては、賄賂を送ったにもかかわらず、口利き・便宜をはかってくれなかった為、大臣を巻き込んで怒りの自爆攻撃を敢行した。

もしくは、告発者と薩摩興業が土建屋としての活動実態のないダミー会社で、最初から甘利大臣を嵌めることだけを目的とした鉄砲玉といったところだろうか。

 

・数年間にも及び、用意周到に札の番号を控え、50時間にも及ぶ録音、隠し撮りまでしている。(ただし、収賄の決定的証拠とされる録音は現時点ではまだ公開されていない為、本当に存在しているという確証は無い)

 

・贈賄側の建設会社Sこと、薩摩興業は資本金1000万円、従業員5人の超零細企業。にも関わらず資本金を超える1200万円もの献金。

 

・薩摩工業には従業員が5人しかいないにも関わらず、会社役員は何故か告発者の「一色武」という人物を知らない。

 

・その告発者「一色武」は現在所在不明。

甘利大臣の公設第一秘書、清島健一も所在不明。(ただし、ソースは日刊ゲンダイなので信憑性は微妙)

行方不明の原因は普通に考えれば、何かやましいことがあるからと推測される。消されたと考えるのはいくらなんでも陰謀脳というものだろう。

 

・建設会社・薩摩工業についての情報が調べても全く出てこない。本当に土建屋として活動してる?そもそも零細企業が大臣とのパイプを持っている?

ただし、その建設会社の総務と会ったこと自体は甘利明大臣本人も認めている。

 

ざっと、要点・疑問点をまとめるとこんな感じである。

 

甘利大臣はハメられた?

このような不自然な状況から、ネット上では「ハメられたのではないか」という意見も多く上がっているようだ。

しかし、ハメられたのだとしても、本当に週刊文春が甘利大臣本人の音声の入った録音テープや写真という証拠を持っているなら、収賄は事実ということになる。言い逃れは難しいだろう。

仮に今後いつまでも肉声の入っているとされる録音が公開されず、告発者である一色武氏も姿を表さないとなると、そもそも録音も一色武という人物も存在せず、安倍政権を陥れる為の捏造記事だったのではないのか、という疑惑が持ち上がってくる。いわば、民主党のホリエモン偽メール事件の再来である。

その場合に誤報ではなく意図した捏造だとされれば、週刊文春と事件の計画者は重い罪に問われる可能性があるが、週刊文春は飛ばし記事やデマの多いのポストやサイゾー等と違い、独自スクープをよく持ってくる実力派の週刊誌として知られており、そのような週刊誌がリスクの大きい捏造をするのか?(或いはガセネタを掴まされるのか?)という疑問も出てくる。

結局、虎の子の録音が公開されていない段階では、いずれも推測の域を出ず、それが公開されるまでは何とも判断出来ないという状況である。

まさに政治の闇といった様相で、非常に謎の多い今回の事件。仮にスクープが本当だったとして、甘利大臣の辞任で終わらせるのではなく、事件の背景までしっかり調査して貰いたい。