読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

夕日新聞

政治や経済、教育、サブカルチャー等の面白いニュースやコラムを配信していきます。

大阪市で平成の治安維持法が成立 ヘイトスピーチ規制条例の危険性

政治

今回、大阪市で平成の治安維持法とも言えるヘイトスピーチ規制条例が成立した。

f:id:mikiy666:20160116044258j:plain

治安維持法が制定された際の当時の新聞記事 戦前の悪夢の再来である

ヘイトスピーチの抑止策をまとめた全国初の条例が15日、大阪市議会で成立した。ヘイトスピーチの定義を国内法令で初めて具体的に明記。有識者でつくる審査会を設け、ヘイトスピーチに当たると認定したものは活動団体や個人名を公表する。今夏にも施行される見通しだ。

 条例では、特定の人種や民族の(1)社会排除(2)権利の制限(3)憎悪や差別意識をあおること--のいずれかを目的とし、人を中傷したり身の危険を感じさせたりする表現活動をヘイトスピーチと定義した。これらを記録したDVDの販売や上映、インターネット動画サイトへの投稿など拡散行為も含むと定めた。

 市内に通勤・通学する人や市民の被害申告を受け、弁護士や法学者で構成する市の審査会が内容を調査。市長がヘイトスピーチと判断すれば、その内容や実施した団体、個人の氏名を市のホームページで公表する。ネットに掲載されている動画などはプロバイダーなどに削除を要請する。

 条例案には当初、被害者に訴訟費用を貸し付ける規定もあったが、市議会の反対を受けて市が削除。審査会委員の選任にも議会の同意を義務付けると改めた。

 吉村洋文市長が修正案を提案し、大阪維新の会と公明、共産などの賛成多数で可決した。

毎日新聞より

 

自由に意見を言えない社会になる?

歴史の過去から現代に至るまで、正義や社会の健全化を隠れ蓑に言論統制を行おうとする試みは幾度も繰り返されてきた。

f:id:mikiy666:20160116044257j:plain

※上の画像の記事はジョークです。実際の新聞記事ではありません。

ナチスドイツが行ったホロコーストもEthnic cleansing(民族浄化)である。

しばしば、独裁者が虐殺や言論統制を行う際は、その目的を隠し、その言葉を耳障りの良い言葉に置き換えることがある。殺人→浄化 言論統制→治安維持etc…

今回大阪市で制定されたこの条例は表面上は憎悪表現を禁止する条例であるが、現実には特定の勢力にとって不都合な言論や対立する意見に対しヘイトスピーチとレッテルを貼ることで言論を封殺することが目的であることは明らかである。

 

これらを積極的に推進している団体は部落解放同盟や創価学会、朝鮮総連、韓国民団といった団体であり、狙いが何であるかは言うまでもない。

f:id:mikiy666:20160116045526j:plain

この法案は過去に幾度も廃案にされながらも、人権擁護法案、人権侵害救済法案、ヘイトスピーチ規制法案と名前を変え、ゾンビのように復活してきた。

 

今回制定されたのは大阪市限定の条例であるが、インターネット上の他県から大阪市民への言論も対象としており、全国的に影響があることは確実である。
この条例は強制力を持ち市民の言論を萎縮させ、かつてのナチスドイツのような自由にものを言えない社会への呼び水となることは確かであろう。


ヘイトスピーチ規制の問題点

・ヘイトスピーチの定義がはっきりしていない為、審査員の恣意的な判断で特定の政治思想をもつ人物を社会的に抹殺することが出来る。

例えば、ヘイトスピーチ規制を推めている民主党の有田芳生議員は「朝鮮人は朝鮮半島へ帰れ」はヘイトであるが「ヤンキー・ゴー・ホーム」はヘイトスピーチではないと断言している。”アメリカ人は帰れ”と”朝鮮人は帰れ”は一体何が違うというのか。

f:id:mikiy666:20160116204154p:plain

 

・さらに、ヘイトスピーチを認定する審査員の条件が極めて不透明で外国籍の人物も審査員になることが可能。社会運動標榜ゴロや上記の議員のような極めて片寄った思想をもつ人物が審査員になることもありうる。

 

・詳しくは後述の資料を見ていただきたいが、日本人を対象にした言論はヘイトスピーチとして認定しない方針である。つまり、「朝鮮人はくたばれ」「韓国人は日本から出ていけ」はヘイトスピーチであるが、「日本人はくたばれ」「大地震で沢山日本人が死んでおめでとう」はヘイトスピーチではないということになる。

 

f:id:mikiy666:20160116053508j:plain

f:id:mikiy666:20160116053516j:plain

 

日本人は実質対象にならない理由:

f:id:mikiy666:20160116044256p:plain

f:id:mikiy666:20160116044255p:plain

http://www.city.osaka.lg.jp/shimin/cmsfiles/contents/0000007/7141/kaigiroku31.pdf

 

f:id:mikiy666:20160116204632p:plain

 

以上の理由から、この条例は極めて多くの問題を抱えていることが分かると思う。私がヘイトスピーチ規制条例を平成の治安維持法と呼ぶ由縁である。

 

欧米でも国によりこのようなヘイトスピーチを規制する法案や条例が存在するが、カナダなどは制定後、特定の政治勢力の不都合な言論を封殺する目的で利用され、廃止になった。

f:id:mikiy666:20160116045113p:plain

日本も同じ過ちを繰り返そうとしている。