ネパールを襲った大地震の死者が2000人を超えたそうです。
ネパールを中心に襲ったマグニチュード7・8の地震で26日、周辺国を合わせた死者が2千人を超えた。AFP通信が伝えた。
AFPによると、ネパールで確認された死者は1953人。インドでは53人、中国・チベット自治区でも17人が死亡したという。
日本の外務省によると、ネパール国内に在留邦人は約1千人いる。カトマンズの在ネパール日本大使館によると、日本時間の26日午前0時45分現在で日本人の被害情報はないが、安否確認を急いでいる。
朝日新聞より抜粋
続報:日本人の死傷者も出ていた模様
カトマンズにある日本大使館に入った連絡によりますと、この大地震でエベレスト周辺で登山をしていた日本人2人がベースキャンプの近くで雪崩に巻き込まれ、
ヘリコプターでカトマンズの病院に搬送されましたが、このうち50代の男性1人の死亡が確認されたということです。
また、もう1人の50代の女性については、けがはしているものの命に別状はないということです。
毎日新聞より抜粋 4月26日 19時27分
▽ネパールの場所
▽震度分布図
動画
管理人のコメント
今回のネパールの震源地のエネルギーはマグニチュード7.8だそうです。
日本でこれまでに起きた震災と比較すると
関東大震災 M8.2
阪神淡路大震災 M7.3
東日本大震災 M9.0
Mで言えば、阪神淡路大震災と関東大震災の間あたりの規模になりますね。
マグニチュードは1増えるだけで32倍のエネルギーになります。
ただし、震度とマグニチュードは別であくまで上記は震源地の地震のもつエネルギーを指します。さらに直下型かどうかでも被害は変わりますし、震源地から都市部が遠ければ、マグニチュードが大きくても被害が小さいこともありますし、近ければその逆もありますので単純な比較はできないでしょう。
総合的に見て今回の地震はかなり規模の大きい地震のようです。
さらに地震大国の日本と違いネパールは耐震構造を持つ建物が少ない(というか皆無?)なので、倒壊した建物は日本で起きた震災より遥かに多そうです。
日本では鉄筋コンクリートのマンションが倒壊するということはほぼありませんが、今回の地震では高層マンション等も倒壊してしまったようです。
恐すぎる…