夕日新聞

政治や経済、教育、サブカルチャー等の面白いニュースやコラムを配信していきます。

支那を中国と呼ぶのは世界で日本だけ 中華人民共和国の呼称について

皆さんは中国(People’s Republic of China)を何と呼んでいますか。

f:id:mikiy666:20150105042643p:plain

 

支那を中華人民共和国と呼ぶのは世界で日本だけ

 

石原慎太郎氏や一部の方以外は殆どの方がPeople’s Republic of Chinaを中華人民共和国もしくは、中国と呼んでいるのではないでしょうか。

しかし、日本人の中で世の中で中華という意味を知っているかたはどれくらいいるのでしょう。残念ながら殆ど居ないように思います。

中華という言葉は中華思想から来ており、一言で言ってしまえば『世界の中心の優れた国』という意味が込められています。

 

以下はWikipediaから抜粋したものです。

「中華」と「中華思想」を区別する例も多いが、本来は「中華」という言葉自体が「思想」を意味する。
中華を世界の中心とする解釈は、非中華(非文明=他文明)地域を方角によって南蛮(なんばん)・東夷(とおい・とうい)・北狄(ほくてき)・西戎(せいじゅう)と呼び区別または差別したことにはじまる。
中華を主張する地域において、また本来の意味において中華は「文明圏」を意味する。
「中華」とは自分達を華(文明)の中にあるとする選民的な価値観であり、華の外世界を野蛮や未開を意味する「夷狄」「化外」「戎狄」「蛮夷」などの蔑称で呼び、歴史的に区別または否定してきた。したがって中華と非中華の間には対等な外交は成立せず、19世紀のある時期まで朝貢関係としてのみの関係が結ばれた。

 

つまり、中華人民共和国には自分の国は優れていて、他の国は劣っているという差別的な意味が込められているのです。

何だかおかしいですよね。日本では何の根拠も無く”支那”は差別用語だから使ってはいけないのに、他者を見下す差別的な意味の含んだ”中華”は使って良い言葉だなんて。

 

そもそも、国際的には殆どの国が中華人民共和国をPeople’s Republic of China(日本語に直訳するとチャイナ人民共和国)と呼んでいます。

一応、日本以外の国が中国を何と呼んでいるのか調べたのですが、調べた範囲では中国を『中華』という意味に該当する言葉で呼ぶ国は存在しないようです。

 

f:id:mikiy666:20150105043027p:plain

参考:シナ(支那)を「中国」と呼んではいけない三つの理由

 

日本でも戦前は中つ国と区別するために中国をシナと呼んでいました。

以前より使われていた言葉ですし、中国地方の中国と混同するからです。合理的な理由ですね。

本来、シナには差別的な意味は含まれていません。友人の中国人にも聞いたことがあります。

中国のニュースサイト等でもシナという言葉は普通に使用されています。

f:id:mikiy666:20150104144226p:plain

※中国のニュースサイトのキャプチャー sina.comとなっています

シナが差別用語であるなら中国人自らシナという名称を使うのは何故でしょうか。

結局は差別用語というのは、その言葉を発する人間がどのような意図を持っているかの問題に過ぎないのです。

たとえば、東シナ海も支那そばも差別的な意味では使われません。

逆に、頭が良いという言葉は本来人を褒めるときに使用する言葉ですが、知的障害者の方にニヤニヤしながら、お前って本当頭いいのなぁ…と言うのは立派な差別ですよね。

 

日本では他にもそういう政治的意図を持った誤訳や言い換えが多く、たとえば

日本以外の国はUnited Nationsを”連合国”と訳していますが、日本だけは何故か国際連合と呼んでいます。
これも可笑しいですよね。(united=連合 nations=国の複数形)
”United Nationsの”どこに国際(international)なんて言葉が含まれているのでしょうか。

学校では英語の先生も一切教えてくれませんが、明らかに間違った翻訳です。

本来これを翻訳するならば、連合国もしくは、連合国機構等とするのが正しいはずです。

なぜ、戦後日本はこのような誤訳をしたのか、その理由はまた別の機会に語りたいと思います。